CRMに顧客情報を蓄積していても、商談前の企業調査や過去のやり取りの整理に時間がかかることがあります。HubSpotの「スマートプロパティ」を活用すると、あらかじめ設定した質問(プロンプト)と情報源に基づいて、顧客・会社・取引などのレコードにAIが整理した情報を表示できます。
HubSpotのAIを機能を利用して、AIによる回答や要約をCRMのカスタムプロパティに格納する機能です。
通常のプロパティが「入力された事実」を管理するのに対して、スマートプロパティは、指定した情報源から得た内容をもとに、要約・分類・判定などの整理された情報をレコード上で確認できる点が特徴です。
スマートプロパティーでは、目的に応じて情報源を指定し、AIに要約・分類・判定などの情報を生成させることができます。生成される情報のイメージは次のとおりです。
スマートプロパティでは、目的に応じて情報源を指定できます。代表的な情報源は次のとおりです。
さらに、既存のプロパティーをプロンプト内で参照することもできます。たとえば、業種や所在地などの登録情報を条件に加え、「この会社が自社の対象顧客に該当するか」といった判定項目を作成できます。
「大学の公式サイトや公開情報から、主な事業領域、最近の取り組み、業務上の課題を簡潔に整理してください」といったプロンプトを設定すると、商談前に確認したい情報を大学レコード上で把握しやすくなります。
関連するコールやEメール、ミーティングの文字起こしを情報源に指定し、「直近のやり取りから、顧客が重視している点と次回確認すべき事項をまとめてください」と設定すれば、担当者が履歴を読み返す時間を短縮できます。
出願規模、所在地などの既存データとウェブ情報を組み合わせ、「自社の対象顧客に該当するかを判定し、理由を記載してください」といったプロパティーを作成できます。営業活動の優先順位を検討する際の参考情報として活用できます。
スマートプロパティーは、手動で入力するだけでなく、レコード作成時やスケジュールにもとづいて自動入力を設定できます。スケジュール実行では、対象セグメント、頻度、曜日、時間帯を指定できます。
一方で、スマートプロパティーの入力にはHubSpot クレジットが必要です。値が入力されなかった場合でも実行に伴ってクレジットを消費するため、対象レコードと実行頻度をあらかじめ設計しておくことが重要です。
スマートプロパティーは、ウェブ情報、CRMに登録されたデータ、営業活動の履歴などをもとに、顧客理解に必要な情報をプロパティーとして整理できる機能です。
商談準備、見込み顧客の分類、顧客データの整備など、日々の業務に合わせて質問と情報源を設計することが活用のポイントです。
スマートプロパティを活用したい件がありましたら、お声かけください!